先日、ご相談を頂いたお客様より、ご質問を頂きました。

 

『本当に良い家とは、どんな家だと思いますか？』と聞かれましたので、しばらくお話しをさせていただきました。

 

なぜ、そのようなご質問をされるのか？

 

お客様にお聞きしたところ、他社さまにて内覧を何軒もされていて、いろいろなお家を見ているうちに、どれが良い家なのか分からなくなってしまい、悩んでいるとの事でした。

 

お話しをしているなかで、まず私が感じたことは、お客様の思い描くかたちが、業者の方と共有できていないのでは？ と思いました。

 

しっかりと共有が出来ていれば、お客様もここまで悩むことは無いのではないのかと思います。

 

もちろん、立地やご予算等の理由により、妥協点などで悩むことはあると思いますが、今回のご相談は、分からなくなってしまっている事ですので、当初、思い描いておられた形やイメージが、まとまること無く崩れかけているところに、問題を解決する答えがあると思います。

 

私も、日々いろいろな物件を見ておりますが、時にはどの家も同じに見えたり、同じように感じてしまう時も御座います。

 

そんな時は、お客様からご依頼を受けている件で、お客様がイメージされているこだわりの部分を、重要ポイントとして物件の確認や調査することで、違うお家に見えてきます。

 

この物件はイメージに合いそうにないなとか、この物件ならお客様のこだわりに合うのではないかな、などを考えていると一つひとつの物件が違って見えてきます。

 

私もそうでしたが、これだけは妥協できないこと、この部分はこだわりたいなどのイメージを持つことにより、パッと見た感じでは同じように思えても、また違って見えてきたりもします。

 

いろいろと物件をみていると、こだわりの部分が変ってきたりすることもあると思います。

 

お客様と共に、イメージの共有が出来ている状態であれば、たとえこだわりの部分が変ってきたとしても、同じようにイメージを変えて共有することが出来ますし、イメージやこだわりを崩すことなく進めていけると、私は考えています。

 

お家探しは、お客様との共同作業です。

 

本当に求めていることや考えを、共有することも共同作業のひとつと私は思っております。

 

その他にも、いろいろとお話しをさせていただき、お家探しのお手伝いをさせていただくこととなりました。

 

長くなってしまいましたが、現在、お家を探している方、これからお家探しを始められる方は、ひとつの部分でも良いので、妥協できないこだわりをもっていただければと思います。

 

こだわりを持つことにより、気持ちがわからなくなることも少なくなると思いますし、また違った思い入れも湧いてくると思います。

 

お家探しは、悩んだり、不安になったりすることが多々あると思いますが、本当はすごく楽しいことです。

 

この日記をご覧いただいているお客様も、些細な事でも大丈夫ですので、お気軽にご相談を頂ければと思います。

 

長くなりましたが、最後までお読み頂きまして、有難う御座いました。

 

坂本

 

 

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